個人信用情報開示方法

今回の記事では、『個人信用情報の開示方法は?開示報告書の見方』の徹底解説についての記事をまとめていきたいと思います。

  • 個人信用情報ってなに?
  • 個人信用情報の開示方法は?
  • 開示報告書の見方とは?

これら3つの疑問を解決すべく、下記記事で詳細を徹底解説いたしました。

こういった疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。

個人信用情報ってなに?

カードローン

個人信用情報は、過去に借りたお金の返済状況などを把握する情報です

個人信用情報とは、クレジットカードやカードローンなどの借り入れ契約に関する情報を指します。

個人信用情報として記されているのは、主に以下の6つの情報です。

  1. クレジット会社など(会員会社)と契約した内容や支払い状況を表す情報
  2. クレジット会社などに契約時に提示し登録されている本人を識別するための情報
  3. 契約に関する情報
  4. 支払いに関する情報
  5. 割賦販売法の登録内容
  6. 賃金業法の登録内容

順番に詳しく説明していきます。

クレジット会社など(会員会社)と契約した内容や支払い状況を表す情報

  • 登録元会社:当該情報を登録した会員会社名を表示
  • 保有期限:契約が終了している場合に表示

クレジット会社などに契約時に提示し登録されている本人を識別するための情報

  • 氏名:氏名を表示
  • 生年月日:生年月日を和暦で表示
  • 性別:男女の性別を表示
  • 電話番号:クレジット会社に届け出されている電話番号を表示
  • 住所:住所を表示
  • 勤務先:勤務先を表示
  • 勤務先電話:勤務先電話番号を表示
  • 公的資料:契約時にクレジット会社などに提示し、確認した運転免許証や健康保険証などの公的資料を表示
  • 配偶者名:*配偶者の同意を得た契約の場合に表示

契約に関する情報

  • 契約の種類:*本人契約か保証人としての契約いずれかを表示
  • 契約の内容:契約内容により項目で表示
  • 契約年月日:契約が締結した日付を表示
  • 契約終了予定日:最終支払い日を表示。保証契約、保証融資の場合、保証期限を表示
  • 支払い回数:購入契約時の支払い回数を表示
  • 契約額:支払い総額から頭金を除いた金額を表示
  • 極度額:クレジット会社などで設定された契約上最大の利用可能な金額を表示
  • (内キャッシング枠):極度額内のキャッシング利用金額を表示
  • 商品名:契約した商品名(略称)・サービス名を表示
  • (数量・回数・期間):商品名に関連する数量・回数・期間を表示

支払いに関する情報

  • 報告日:クレジット会社などにおいて、ご利用状況が確定した日付を表示
  • 請求額:クレジット会社などが定めた支払い日までに支払うべき金額を表示
  • 入金額:報告日までにクレジットカードなどに入金された金額を表示
  • 残債額:報告日時点でクレジット会社などに支払わなければならない総額を表示
  • 返済状況:*支払いの遅れが3ヵ月以上あった場合の状況を表示
  • 経過状況:*異動発生後の経過状況を項目で表示
  • 補足内容:法的手続 解消
  • (延滞解消日):支払い遅延(延滞)が解消された日付
  • 保証履行額:お客様に代わって保証会社が支払った金額を表示
  • 金額:完了 本人以外弁済 移管終了 法定免責
  • 終了状況:*契約の終了状況について項目で表示

割賦販売法の登録内容

※割賦販売法=商品やサービスの売買代金を分割して支払うことを条件とした販売方式。

  • 割賦残債額:契約商品における支払債務の残高を表示
  • 年間請求予定額:契約商品において、1年間支払うことが見込まれる額を表示
  • 支払遅延有無:*遅延がある場合、内容別に項目で表示。
  • 遅延発生日:クレジット会社などで遅延事実が確定した日付を表示
  • 遅延解消日:クレジット会社などで遅延が解消されたことが確定した日付を表示

賃金業法の登録内容

※貸金業法=賃金業者(消費者金融やキャッシングを扱うクレジット会社など)から借り入れする際のルールを定めた法律。

  • 確定日:「残高」「遅延有無」の確定した日付を表示
  • 残高:「商品」における確定日時点の支払い債務残高を表示
  • 契約額:頭金を除いた契約金額
  • 極度額:契約最大のご融資可能な金額
  • (内キャッシング枠):極度内のキャッシング利用可能金額
  • 商品名:契約した商品の名称(略称)や付随する機能を表示
  • 貸し付け日:最新の借り入れ日。カードローンなどの極度方式の場合は、借り入れの利用があった日を表示
  • 貸し付け額:貸し付け日に利用された金額と残高の合計金額を表示
  • 出金額:貸し付け日に利用された金額
  • 最新支払日:最新の支払い日を表示
  • 次回支払予定日:次回の支払い予定額を表示
  • 遅延有無:*遅延がある場合、元本や利息などの項目で表示
  • 担保、保証人の有無:担保あり・なしを項目で表示
  • 終了状況:契約の終了状況を項目で表示

以上の情報が記載されています。

つまり、この人はお金の貸し借りに関してどういう人なのか?いくら借りていて、しっかりと月々の返済ができているのかを把握するための情報なのです。

個人信用情報の開示報告書の見方は後ほど徹底解説いたします。

個人信用情報はどこで管理されているの?

信用情報機関は日本に3社存在しており、それぞれの機関に加盟している業種や会社によって、開示できる情報などが変わってきます。

その中でもCIC (CREDIT INFORMATION CENTER)は、主に割賦販売や消費者ローンなどのクレジット事業を含む企業を会員とする信用情報機関で、割賦販売法および賃金業法に基づく指定信用機関として指定を受けた唯一の指定信用機関です。

今回はCIC信用情報機関での開示方法や開示報告書の見方などを説明していきます。

個人信用情報の開示方法は?

カードローンにっこり

個人信用情報の開示方法3パターンありますが、オススメなのは即時確認できるインターネット請求です

そもそも情報開示とは、契約内容や支払状況などの個人信用情報を確認できる制度であり、自身の金融機関情報が、どういった内容で登録されているのかを確認し、内容を文章などで請求をすることができます。

個人信用情報の開示方法には、

  • インターネット開示
  • 郵送開示
  • 窓口開示

上記3パターンがあり、それぞれの特徴やポイントを説明していきます。

パターン1:インターネット開示

特徴 いつでもどこでも自身の都合に応じて、パソコンやスマートフォンから開示報告書を確認することができる。
サービスの日時 毎日 8:00~21:45
用意するもの インターネットが使えるパソコンやスマートフォン

クレジット契約時に利用した、発信番号を通知できる電話

利用手数料 1,000円(クレジットカード一括払い)

パターン2:郵送開示

特徴 申し込み書、本人確認書類、手数料などを送り、10日ほどで開示報告書が送られてくる。
サービスの日時 プリントアウトした申込書を郵送し、約10日ほどで開示報告書が届く。
用意するもの 開示申込書

本人確認書類などの必要書類

利用手数料 1,000円(ゆうちょ銀行で発行の定額小為替証書)

パターン3:窓口開示

特徴 CIC開示窓口に足を運び、タッチパネル端末機で入力操作すれば、開示報告書をその場で手渡し。
※窓口は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡。
サービスの日時 10:00~12:00or13:00~16:00(平日のみ)
用意するもの 本人確認書類などの必要書類
利用手数料 500円(現金のみ)

3つのパターンがありますが、郵送開示は書類郵送の手間と、日数がかかってしまい、窓口開示は足を運ぶ面倒さがあるため、やはりおすすめなのは即時に情報が確認できるインターネット開示でしょう。

開示報告書の見方とは?

カードローン頑張る

開示報告書では”異動”があるかどうかをしっかりと確認しましょう

個人信用情報の開示請求を行うと、開示報告書がもらえます。

ここからはこの開示報告書の見方を『徹底解説』いたします。

 

開示報告書

こちらが開示報告書となり、大まかな見方を説明します。

※画像はCICより。

A.この個人信用情報を登録した金融機関名。

B.この個人信用情報の元となった取り引きの契約日

C.照会した直近日のご利用金額の残高

D.返済状況

E.返済がなかった月(状況にAが入った月は返済していない月)

F.この情報の保有期間。契約中の場合はブランクになる。

ポイント1:”異動”があるかどうか

カードローン申込みの審査をした場合、この中で最も審査に影響してくるのが、「D.返済情報」と「E.返済がなかった月」です。

今回の見本の開示報告書では、Dの返済情報に「異動」と入っていますが、これは金融事故、いわゆるブラック状態になっているということです。

「異動」になってしまう条件として以下の3つのパターンが挙げられます。

  1. 返済日から61日以上または3ヵ月以上の延滞があり
  2. 本人に代わって保証会社が保証契約にのっとって返済(保証履行)した
  3. 自己破産(裁判所の手続きにのっとって破産手続きが決定したもの)

「異動」と一言で言っても、延滞から自己破産に至るまで、程度の大きさがありますが、カードローン審査で申込み審査がNGになる場合の多くは、この異動がある場合です。

ポイント2:入金状況の記号の意味

次に、Eの入金状況の表を説明していきましょう。

見ていただくと分かるように、この画像では、直近で2年分の月々の返済状況が記載されています。

状況を表す記号には下記のようにいくつかの種類があり、それぞれの意味があるので、自身の記号を確認してみましょう。

記号 記号の意味
$ 請求通り(それ以上)の入金あり
P 請求の一部の入金あり
R 契約者以外からの入金
A 契約者都合による未入金
B 契約者都合ではない未入金
C 未入金であり原因不明
請求も入金もなし
空欄 クレジット会社からの情報更新がなかった

通常入金状況に問題がなければ、一番上にある「$」の記号が並ぶことになり、それが並んでいることが”当たり前”だと言えます。

しかし「P(請求の一部の入金あり)」や、「A(契約者都合による未入金)」の記号が並ぶようないい加減な返済をしていては、問題があると考えられ、カードローン会社からの信用がなくなってしまうでしょう。

特に、「A」の未入金で3ヵ月以上の滞納してしまうと、金融事故となり、ブラック扱いの延滞となってしまうので注意が必要です。

仮にクレジット情報が5つあり、その内の1つで1ヵ月だけ「A」があったとしても、『うっかりしていたんだな』と捉えてもらえる場合もありますが、半分以上の契約内容に未入金マークがある場合だと、審査に通るのは非常に厳しいでしょう。

そういったように、金融事故、いわゆるブラックリストに載っている状態なのであれば、金融事故はそれぞれの信用情報機関によって登録末梢期間が違いますので、詳しくは下記記事をご確認ください。

まとめ

  • 個人信用情報とは、クレジットカードやカードローンなどの借り入れ契約に関する情報を指す。
  • 個人信用情報の開示方法には3つのパターンがある。
  • 開示におすすめなのは即時に情報が確認できるインターネット開示。
  • 開示報告書を受け取ったらまず「D」の返済状況を見て『異動』の記載がないことを確認する。
  • 『異動』になってしまうパターンは3つある。
  • Eの入金状況を見て「P」や「A」がないことを確認する。

今回は個人信用情報とは?その開示方法とは?その開示報告書の見方とは?を徹底解説してきました。

個人信用情報はかなり細かな情報まで記載されているので、日頃からの借り入れ返済をしっかりしていくのはもちろんのこと、新しいカードローンの契約や、クレジットカードの契約で審査に落ちてしまう場合は、インターネットで個人信用情報を取り寄せましょう。

以上、

個人信用情報の開示方法は?開示報告書の見方も徹底解説!

についてのレポート記事でした。