今回の記事では、電気代滞納から停止までの流れ【延滞料金と復旧費用】なども徹底調査してみました。
- 送電停止までの滞納期間はどれくらい?
- 滞納した時の料金支払い方法
- 復旧に要する費用や時間
- 延滞料金はどうなるの?
- お金を作る方法
結論として、電気代の未納からおよそ1ヶ月後に送電が止まることが多く、未納料金を支払えば比較的早く復旧してもらえます。
その他、電気代の支払いが遅れたり、お金が足りなくて期日に支払えなかったり、口座引き落としの日を忘れていたりした場合、いつどんなふうに電気が止まるのか?復旧するにはどうすれば良いのか?なども記載してるので、詳しくは記事をご覧ください。
送電停止までの滞納期間はどれくらい?

送電停止は、電気代の未納からおよそ1ヶ月後に送電が止まる事が多いです。
電気代は、電力会社に寄って毎月電気の検針が行われ、ポストに電力会社の利用明細が入っています。この明細に書かれているのは、銀行の口座引き落としの場合、引き落とし予定日と電気の料金・使った量などです。
口座引落の日にちを勘違いしていたり入金額が足りない場合は、郵便物で次回引き落とし予定日の連絡が来ます。
1回目の請求は、検針日の翌日から30日後、これを支払期限日と言います。
ここで支払いが遅れてもすぐに電気が止まることはありません。各電力会社によって、最終の支払期限日が異なります。契約している電力会社で、最終の支払期限日を知っておくと良いでしょう。以下の表にある最終の支払期限日を超えると電気が止まる可能性が高くなります。
全国の電気会社別支払い期限日
会社名 | 最終の支払い期限日 |
---|---|
北海道電力 | 検針日の翌日から50日目 |
東北電力 | 検針日の翌日から50日目 |
東京電力 | 検針日の翌日から50日目 |
北陸電力 | 検針日の翌日から44~51日目くらい |
中部電力 | 検針日の翌日から50日目 |
関西電力 | 検針日の翌日から50日目 |
中国電力 | 検針日の翌日から30日目 以降に事前通知される |
四国電力 | 検針日の翌日から50日目 |
九州電力 | 検針日の翌日から40日目 |
沖縄電力 | 検針日の翌日から50日目 (一部の地域は60日目) |
電気が止まるまでの流れ
- 電気代未納
- 最終期限日の請求
- 督促状(送電停止予定が書かれた請求)
- 送電停止
電気代の未納から、およそ1ヶ月後で送電停止となる電力会社が多いようです。電気代の払込用紙を見ると支払期日をすぎると延滞利息を申し受ける旨が記載されています。払込用紙の支払い最終期日は支払日から1ヶ月後となっています。
支払日の請求(1回目)
電気の検針の日ポストに入っている「電気ご使用量のお知らせ」で電気代を知らせてくれていて、口座引落の予定日などが記載されています。前回の検針日の翌日から今回の検針日の前日までの期間で、電気代が計算されています。つまり、既に使った電気の料金と言う事になります。ここに記載されている支払期日に口座から電気代が落ちていきますので、前日までに口座にお金を入金しておけば問題が起こりません。郵送で届く払込票の場合も、支払期限が明記されています。
最終期日の請求(2回目)
1回目の支払期日に電気代の支払いが未納になっていると、2回目の請求が行われます。口座引き落としの場合は、郵送物に次回引き落とし日が記載され、払込票の場合は、支払いを促す文章が書かれています。郵送物も中が見えないはがきになっていて、支払いは前回届いた払込票で行います。
督促状(3回目)
2回目の請求で、支払いが未納状態になっていると、督促状が届きます。ここには送電停止日が記載されていますので、支払いを行わないと電気が止まる事になってしまいます。最悪、督促状の段階で支払いをするのが遅れてしまうと、本当に電気が止まります。
電気代を滞納した時の料金支払い方法

電気代支払いの最終期限日以降に届く払込票を使って支払いが出来ます。
滞納した時の電気料金の支払い方法ですが、銀行などの口座引き落としをされている場合は、郵送物で次回引き落とし日のお知らせが届きます。最終期日である、2回目の引き落とし日に電気代が落ちていかないと、送電停止日が書かれた払込票が郵送されて来ます。ここで支払いをしないと、そう遠くない日に送電が停止されてしまいます。
また、1回目の支払い期日を過ぎてしまうと、延滞料金が発生する事になりますので、出来るだけ1日目の支払期日に電気代を支払う様にしましょう。
もし払込の用紙をなくしてしまった場合は、契約している電力会社のカスタマーセンターに電話をして再発行を依頼し郵送して貰うようにしましょう。
電気停止から復旧に要する費用や時間

支払いが遅れると延滞料金がかかりますが、支払い後復旧はわりと早いです。
電気が止まってしまった後、電気代を支払えばわりとすぐに復旧することが出来ます。料金を支払った後1~3時間ほどで再送電をしてくれます。復旧するのに必要な費用は、請求されている電気代+延滞料金ですが、延滞料金については次で詳しく説明します。
電気代をどうしても支払えない時は、契約している電力会社のカスタマーセンターに電話して相談してみると良いでしょう。全ての会社が相談したら、送電を停止までの時間を伸ばしてくれるとは言えませんが、相談だけはしてみることをオススメします。
停止から電気復旧までにかかる時間
現地まで行って手動で送電を止めた場合は電気代の支払いを行い電力会社に電話で支払った旨を伝え確認が取れた後に1~3時間ほど、時間がかかりますが、現地まで行く必要がないスマートメーターなどで止めた場合は、早ければ20分程度で復旧することが可能です。
復旧の条件は延滞料金を含めた電気代を全額支払う事です。電気代の支払いを行った後で電力会社に電話で知らせる時に再送電までの時間も合わせて聞くと良いでしょう。夜間も電話受付を自動音声で行っていますのが、復旧までに時間がかかる事もあります。日祝日も同じで、平日と比較すると時間がかかると思った方が良いです。
また、お住まいの地域によっては復旧までに1日以上かかるところもありますので、送電停止になる前に電気代を支払う方が良いでしょう。スマートメーターを使用している場合は、早く復旧出来ますが人の手で止めた場合は時間がかかります。
電気代の延滞料金はどうなるの?

支払期日を過ぎて10日後あたりから延滞料金が発生します。
検針日から、30日間が経過した後から延滞料金が発生します。31日目から最終期限日までを遅収と言い1日0.3%の延滞料金がかかり年利10%となってしまい電気代が高くなりますので、支払期日までに電気代を支払う方が、余計なお金を支払わなくて済みます。
払込票に記載されている支払期日から10日以内に支払えば延滞金は発生しませんので、なるべく早く支払いをする事をオススメします。注意したいのはクレジットカードで電気代を支払っている場合で、支払いが遅れると信用情報に影響を与えてしまいますので、遅れない様に支払って行きましょう。
電気が止まって困ること
私達の生活には、欠かす事が出来ない電気ですが止まってしまうとものすごく不便な生活を強いられます。まず、冷蔵庫に保管している食品、特に冷凍庫に入っている物は保存がきかなくなってしまいます。毎日、その日の内に食材を使い切れる分だけを買って来る生活になります。次に電子機器は全く使えなくなります。エアコンやファンヒーター・パソコン・タブレット・スマホ・テレビなどなど普段当たり前に使っているものが使えなくなります。
照明・洗浄便座や洗濯機なども使えなくなりますし電子レンジやIHヒーターももちろん使えません。オール電化の家は特に困った事になるでしょう。現代では電気のない生活を平気で続けられる人はいないと思われますので、電気代はしっかりと支払う様にしましょう。
電気代を支払えない時にお金を作る方法

カードローンを利用したり不用品を販売して電気代を作りましょう。
インターネットが発達し、スマホのアプリでも不用品販売や商品購入が出来る時代なので、家にある使わないものや壊れた電化製品などを売って電気代を作りましょう。壊れた物は「部品取りに」や「ジャンク」の文字を入れて販売することが可能です。パソコンなども、ヤフオクやメルカリなどで売ることが出来ます。探せば、使っていない物はけっこう出て来るものですので、それを販売して現金化して電気代にあてると良いでしょう。
この際、家の片付けも一緒に出来て一石二鳥にもなります。物品を売ると現金化するのが、早いので売れてから現金を受け取るまでのタイムロスが少なくて済みます。現代は質屋に行かなくても、自宅にいて販売が出来るので便利になったものです。
それでも電気代に足りない場合は、無利息期間のあるカードローンで借入を行うのも1つの手段です。
原則として50万円までの借入なら収入証明がいらないプロミスがオススメです。無利息で借入を行うには、初回借入であること・メールアドレスを登録することなどの条件があります。無利息期間内に短期バイトなどをして、借り入れた金額を返済してしまいましょう。くれぐれも電気代以上の借り入れは行わない様にして、上手にピンチを切り抜けて行きましょう!
まとめ
- 電気代が未納だと郵送物が届く
- 督促状が届くと送電停止日に本当に電気が止まる
- 復旧にかかる時間は住んでいる地域で違う
普段当たり前に使っている便利な電気ですが、止まってしまうと想像以上に不便な生活を強いられる事になってしまいます。特にオール電化のところに住んでいると、送電停止の影響は大きくなります。電気代は遅延なく支払う様に気をつけてください。
もし、支払期日に遅れることがあってもすぐに電気は止まりませんので、未納に気づいたらなるべく早く支払いを行うようにしましょう。
以上
電気代滞納から停止までの流れ【延滞料金と復旧費用】なども徹底調査!
についての記事でした。