こんな疑問や不明点をお持ちではないですか?
- カードローンの増額審査を受けたけど落ちてしまう……
- 増額審査の審査基準が知りたい!
- カードローンの増額審査が通らない場合はどうしたらいいの?
このような疑問を解決するべく、当サイト取材班では実際にカードローン会社に問い合わせをしてみました。
結論を言えば、カードローンの増額審査は返済能力が向上していないと落ちやすいです。その他、増額審査に落ちる理由を複数まとめたので、詳しくは記事をご覧ください。
カードローン限度額を増額できる2つのパターン

カードローンの限度額を増額したい時は、カードローン会社に増額審査のお願いをしましょう
カードローンに申し込むと、最初の限度額は50万円以下である場合が多いです。
日々、カードローンを利用していると、もう少し利用額を増やしたいと思うことがあると思いますが、カードローンの利用限度額を増やすためには、2つのパターンがあります。
- カードローン会社から増額案内が来る。
- カードローン会社に増額審査の依頼をする。
カードローン会社から増額の案内が来る。
カードローン会社によっては、利用頻度が高く、返済能力に問題がない顧客には、増額案内の依頼を出すことがあります。
頻繁に利用していて、毎月の返済も最低支払額よりも高めに設定されている方へ打診するようです。
カードローン会社に増額の審査の依頼をする
基本的にカードローンを利用していて限度額の増額をしたい場合は、こちらのパターンですね。
そのカードローン会社も利用限度額を設けており、それよりも利用額を増やしたい場合には、一度審査があります。
カードローンでお金を借りるためには”信用”が必要になるので、申込み時とはまた違う基準での審査があり、それを増額審査と言います。
もし限度額を引き上げたいと思った時は、タイミングよくカードローン会社から増額の案内がくるとは限りませんので、自身でカードローン会社に増額審査のお願いをするのがいいでしょう。
カードローン増額審査の審査基準は?

カードローン増額審査の審査基準は『返済能力の向上』です
では、カードローンの増額審査をお願いしたらすぐに増額されるのか~というと、もちろんそういうわけではありません。
むしろ、増額審査は、最初のカードローン申込み審査より基準が厳しく、増額審査をお願いするとも、落ちることもしばしば。
そこで、実際にカードローン会社数社に問い合わせ、カードローン増額審査の審査基準について聞いてみました。
カードローン会社に問い合わせてみた内容

カードローンご利用の際にご依頼がある限度額の増額審査ですが、基本的な基準としては『返済能力の向上』について審査いたします。

返済能力の向上って具体的にはどういうことですか?

お勤め先で昇進されて地位が向上することや、月収や年収が増えること、雇用形態が変わることもそれに当たります。

アルバイトやパート勤めだったのが契約社員になったり、契約社員が正社員になったりですか?

はい。審査基準としましては雇用形態として、正社員>契約社員>派遣社員>パート・アルバイト雇用 と考える場合があります。

なるほど~。基本的にはカードローンを申し込んだ時の審査よりも、収入や雇用形態などの”信用状態”が向上していることが重要だ、と。

おっしゃる通りです。それと返済能力の向上を審査する基準として、月々の返済のお支払い額が上がっているということも、審査で判断させていただくポイントとなることがあります。

毎月最低返済額の2万円を返済していたのが、毎月5万円の返済になると、返済能力が上がっている~ということですね。
上記の流れは複数のカードローン会社から伺った話をまとめたものですが、ポイントはこういった感じです。
- 収入が上がっている
- 役職や地位が向上している
- 雇用形態が上がっている
- 月々の返済額が上がっている
こういったポイント全体が審査基準となり、『返済能力の向上』と判断されるわけですね。
カードローン増額審査に落ちる6つの理由

どうしても増額審査に落ちる場合は、他のカードローンを申込みましょう
『返済能力の向上』というカードローン増額審査の基準はわかりました。
では実際にあった増額審査に落ちてしまう理由をまとめてみましょう。
理由その1:過去に金融事故がある
”信用が全て”とも言われるカードローンにおいて、過去に”ブラックリストに載る”と言われるような金融事故があると、増額審査に落ちてしまう可能性が非常に高いです。
金融事故とは、返済の支払いが3か月以上遅れる延滞や、自己破産や任意整理などなど。
カードローン会社も増額したのはいいものの、大金を借り入れされ、そのままいなくなったのでは困ってしまいますからね。
特に現在のカードローン会社の支払いが送れるようなことはないようにしてください。
ブラックリストについては下記の記事で詳しく説明しています。
理由その2:年収が下がっている
年収が上がることが増額審査に通る基準となりますが、年収、いわゆる給料がカードローン申込み時より下がってしまうと、増額審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
毎月の支払を期日内に収めていたとしても、将来性を考えた”信用”の部分で、増額審査に落ちてしまう可能性があるということですね。
収入は最低でも月収5万円(年収60万円)程度は必要だと考えておいてください。
理由その3:勤続年数が短い
勤続年数が短い場合も増額審査に落ちる可能性が高いと考えられます。
転職に転職を繰り返すことであったり、例え正社員であったとしても、『仕事を辞めていつ収入がなくなるかわからない』と判断されてしまい、それがアルバイトやパートであればさらに増額審査に落ちる可能性も。
勤続年数に関しては、同じ職場で最低でも6か月(できれば1年)は勤めていることが重要です。
理由その4:申込みからの利用期間が短い
カードローンの増額審査に落ちる理由の一つに”申込みからの利用期間が短い”という理由もあるようです。
例え毎月返済していたとしても、数か月では、またカードローン会社との”信用”が生まれていないという状態ですね。
しっかりと返済をするのはもちろんのこと、最低でも申込みから半年間(6か月)以上経ってからのほうが、増額審査には落ちにくいと考えてください。
理由その5:他社からの借り入れ件数が多い
増額審査を依頼したカードローン会社以外にも、複数のカードローンがの借り入れがある場合、これも審査に落ちる理由となります。
さらに、複数のカードローン会社からの借入総額が年収の3分の1以上になった場合、たとえ増額審査の基準を満たしていたとしても、法律でそれ以上の借り入れはできなくなるので、その点も注意が必要です。
複数のカードローン会社から借り入れをしている場合は、おまとめローンなどで一本化することで、増額審査に合格する可能性が高くなります。
カードローン返済のおまとめローンについては下記の記事で詳しく説明しています。
理由その6:個人情報が変更されている
意外と見落としがちになるのが、この部分です。
実は、引っ越しをした場合など、増額審査に落ちる可能性が高くなるようです。
環境が変わる、住まいが変わるというのは、所在特定のための重要な情報であるため、増額審査において非常に大きな意味を示しています。
だからこそ、実家住まいであったり、社宅住まいというのは、賃貸の一人ぐらいより、増額審査に通りやすくなりますし、携帯電話だけより、固定電話を設置している方が、”信用”は高くなります。
増額審査と引っ越しのタイミングが重なる場合は、役所だけではなく、カードローン会社への住所変更届け出も忘れずにしましょう。
どうしても増額審査に落ちる場合は
これらのポイントを踏まえて、

今の自分は増額審査に通るわけがない……
と、思うのであれば、無理して増額審査をする必要はありません。
現状、他社でのカードローン申込みが4社も5社もないようであれば、新しくカードローンの申込みをしたほうが、結果的に早く現金を手にすることができます。
これまで説明したように、増額審査というのはかなり厳しくなっており、なおかつ利用してからの”信用”が重要となってきますので、もし落ちるポイントに1つでも心当たりがあり、なおかつ早急に増額が必要だと考えているのであれば、無理に増額審査にこだわらず、他社でのカードローン申込みをおススメします。
そして、ある程度の”信用”ができてきたと判断した時点で、余裕を持って増額審査を申し込めばOKでしょう。
新しくカードローンを契約するならばプロミスがおすすめです。
プロミスカードローンを推奨する理由
- 30日間無利息サービス(※申込時にメールアドレスとWeb明細登録必須)
- 50万円以下なら原則収入証明書不要
- 簡単3項目入力の3秒お借入診断可能
- Web契約なら最短即日融資可能※
※ お申込みの時間帯により翌日以降のご融資になる場合があります。
まとめ
- カードローンの増額審査は申込み審査とは別基準。
- 増額審査の審査基準は『返済能力が向上しているかどうか』
- カードローンの増額審査に落ちる理由は、『金融事故』 『年収』 『勤続年数』 『利用期間』 『他社利用』 『個人情報変更』の6つ。
- 増額審査が厳しいようであれば、新しくカードローン申込みをしたほうが簡単でスピーディー。
色々と調べたり、体験者の声を取材していて思ったのが、50万円が一つ増額の壁となっている印象で、やはりそれ以上となると、カードローン会社も増額審査に重きをおいているようです。
『10万円~20万円の現金が欲しい!』というのであれば、まずは現在利用しているカードローン会社に増額審査の相談をして、厳しいようであれば即日融資OKのカードローン会社で新しく申込み審査をしてみましょう。
以上、
カードローンの増額審査に落ちた6個の理由とは?審査基準を徹底調査
についての取材レポートでした。