無利子無担保として便利なカードローン。
とは言え……
- カードローンの審査に落ちた理由が知りたい!
- 審査はどういうことを基準に決めてるの?
- 審査が落ちた理由はクレカの支払いで延滞があったから?
そんな悩みや疑問を解決するための記事をまとめてみました。
カードローンの審査に落ちた理由は教えてくれる?

残念ながら・・・、カードローンの審査に落ちた理由は教えてくれません
そもそも審査に落ちた理由はどうしてなのかがわかれば、対策をとることができます。
しかし、いくつかカードローン会社に問い合わせてみたところ……

大変申しわけありませんが、審査は総合的な判断となっており、審査結果の詳細についてはお答えいたしかねます
とのこと。
大体予想はしていましたが、全て同じテンプレートかのように同じ答えでビックリ(笑)
やはりカードローンの審査に落ちた理由を聞くことは難しいようです。
カードローンの審査基準の判断材料は?

カードローン審査の際にチェックしているのは、職業や年収、過去のキャッシング利用状態などなど
カードローンの審査に落ちた理由を教えてくれないのであれば、じゃあその審査基準はどういうことを加味して判断していいるんでしょうか?
一般的な内容として質問してみたところ、主に以下の3つがメインとなるようでした。
- 定職についていて定期的な収入があるか
- 年収
- 過去のクレジットカードの利用状態など
定職についていて定期的な収入があるか
カードローンの審査においてなによりも重要なのは”そもそも返済能力があるか”という部分です。
借りるだけ借りて、収入がなくて返せない~とうことでは、そもそも貸してくれるわけがありませんよね。
ただ、定職と言え、雇用形態についてはそこまで詳しくチェックされないようです。
正社員じゃなくとも、契約社員、派遣社員、アルバイトやパートであれば、定職、定期収入と考えてくれるよう。
継続的に収入があり、返済能力があるかどうかがポイントですね。
ただ、年金であったり、生活保護などは、労働での収入ではないため、カードローンの審査には落ちてしまうようです。
年収について
こちらも定職とセットで聞かれ、カードローンの審査に加味される内容です。
年収については、借りれる額の増額申請、追加申請などの場合の判断となるようで、最初のカードローン申し込み審査に関してはそこまで重要視されないとのことでした。
まずはなにより、安定した収入源があるかどうかで、そこからの利用方法について、年収が判断されるようですね。
過去のクレジットカードの利用状態
そして、1と2に問題がなくカードローン審査が落ちた場合、チェックしてほしいのがこの部分です。
他社で利用しているクレジットカード利用状況の情報が共有され、審査基準に加味されているとのこと。
なので、クレジットカードで返済延滞や貸し倒しなどがあった場合、カードローン審査に落ちてしまう可能性は非常に高くなるということですね。
ただ、クレジットカードの利用状態と言っても、ショッピングの利用は加味されず、キャッシングの利用状況のみで判断するようです。
クレジットカードや、他社のカードローン利用状況の情報共有についてですが、ここについて詳しく説明していきます。
クレジットカードやカードローンの利用状況は共有されている?

CIC(指定信用情報機関)や、JICC(日本信用情報機構)などの期間で開示共有されています
利用しているクレジットカードや、他社のカードローンの利用状況などは、金融業界において共有されています。
CIC(指定信用情報機関)や、JICC(日本信用情報機構)といった”信用情報”を取り扱う民間企業によって、それらの利用情報が共有され、手続きを経て開示することができます。
ここでは、借り入れ状態についてはもちろん、支払い返済履歴や、それに伴う延滞や滞納、さらには補償会社とのトラブルや、強制解約などが確認できるので、言ってしまえば、クレジットカードやカードローンの利用状態が丸見えということです。
新しくカードローン申込みの審査を行った場合、各カードローン会社はこれらの情報開示を行い、利用状況を確認します。
そこで、目立った滞納履歴などがあった場合、審査に落ちる大きな理由となるようです。
どれだけ借りたり滞納していたらダメなの?

借りる金額は年収の3分の1まで。滞納は3か月から延滞のチェックがつきます
日本には貸金業法の中に”総量規制”というものがあり、個人の借入総額が年収の3分の1までに制限される仕組みがあります。
例えば、年収が300万円であれば、総額で100万円を超える借入はできないということ。
なので、カードローン会社が情報機関に開示請求をして、クレジットカードのキャッシングや、他社のカードローン会社で、年収の3分の1以上の借入があった場合、一発で審査が落ちてしまうということです。
その他、延滞についてですが、JICC(日本信用情報機構)に問い合わせてみたところ、

支払日から3か月以上支払いがなかった場合、”延滞”のマークがつきます
とのことです。
なので、クレジットカードの支払い延滞などについては、一つ延滞目安として3か月以内と考えるといいかもしれませんね。
3か月以内のクレジットカードの支払いが難しい場合はこちら記事を参考にしてください。
まとめ
- カードローンの審査が落ちた理由は教えてくれない。
- 審査基準は”職業””年収””クレカやローンの利用状況”がポイント。
- クレカやローンの状態は全て把握されており、年収の3分の1以上借入があるとNG。
- 情報共有機関により延滞目安は3か月。
カードローンの審査に落ちる理由を教えてはくれませんが、ちゃんと事前に対策や対応をしておけば、審査に落ちることはありません。
カードローンの審査に落ちた時や、これから審査を受けるに当たって、落ちるか不安な場合も、今回の記事の内容をチェックし、しっかりと対策、対応をしておきましょう、
以上、
カードローン審査落ちた理由にクレカの返済滞納履歴は関係あるか?
についての取材レポートでした。